LOVE!LOVE!

最終話の感想です。ネタバレしかない。

かっこよく生徒会が登場した先週の引きから、どう絡んでくるのか……と期待をさせておいての手のひら返し。さすが会長わかってらっしゃる(?)
そして「会長と副会長が言うなら」ってなんだか従順な阿古哉ちゃんが可愛いです。生徒会の関係性の掘り下げ、どこかで1話しっかり使ってほしかったなあ。
歌いはしない、でも眉難高校の生徒に危害を加えるなら……というところが会長らしくて素敵でした。でも「我ら正義のカエルラ・アダマス!!」を歌って欲しかった気持ちもありますね。というか先週の登場で流れてもよかったのに!!あれめちゃめちゃノリが良くて大好きなので、いつか作中で流れてほしいものです。こんくーえす!

そしてバトラヴァスーツの意外な機能が明かされてクスっとしていたら、防衛部が本当にアイドルになってしまったでござる。アイドル戦国時代に殴り込みをかける防衛部……。そしてこれによりCV増田俊樹のアイドル作品がまたひとつ増えてしまいました。いつまで増え続けるんだろうなあ。
無難にOPでも歌うのか、それか一期OPが来るかな?と思っていたところに「Just going now!!」を流してくる防衛部、ずるいです。ずるいって表現もなんか違うんですけど、でも、ずるい。
私は去年のLOVE!LIVE!であれを生で聞いて、キャスト5人の防衛部にかける思いを見ていて。あの時の感動を思い出したりだとか、でもあの時の涙の先に今の二期があって。それがまた終わろうとしていて。

でも、そういうメタ的なところで気持ちを揺さぶってくるだけじゃなくて、純粋に今までの流れと歌詞がシンクロしてうるっと来てしまうところもあるので、防衛部はよく出来てるなあと思います。
「軽率すぎたMistake ダラけて逃したChance」の部分が、今までダラダラとVEPPerの仕掛けてきた戦いを躱してきたことを悔いるように聞こえて。
「それでもカードは自分だけさ」で、本物のアイドルであるVEPPerに対して、わかりやすく勝てるものがなくても、それでも大事なもののためにぶつかっていくんだというユモトとそれを支える防衛部の心情に重なってるんじゃないかな、なんて。

声優さんのアイドル化が顕著な昨今、防衛部もあからさまに中の人で売ってますよね。でも、そういうのが嫌なアニメファンもいて、作品は作品として追いかけたいし中の人関連はまったく手を付けない(むしろ見たくない)って人がいるのも知ってます。とくに防衛部はオリジナル作品なので、原典とするものが外部にないため内輪ネタで盛り上がってしまいがちだと思う。私は中の人も好きで、それもあって防衛部を追いかけているところもあるので、純粋なキャラファンの前ではちょっと肩身が狭いなと感じたりするんですが。
でも、これは贔屓目かもしれないし、私はアニメをたくさん見てきた方でもないので私見でしかないんですけど、防衛部は声優売りと作品の独立のバランスが丁度良いなあと思います。中の人が好きで生放送見たりイベント応募したりしてるけど、中の人が好きというだけではこうしてサイトまで開いて餓えをしのごうとは思わなかった。
蔵王くんは蔵王くんとして好きで、可愛くてかっこよくて、ちゃんと好きになれるだけの魅力を防衛部は持っている。

とはいえ。回想が多かった割に、別府兄弟についてわかったような、わからないような……。というかあまりにも別府兄弟の事情をドカンドカンやられて置いて行かれ気味だったとこは否めない、かなー……と。せめてもう1話使うとか、ここまで箱根兄弟と別府兄弟にクローズするなら伏線を早めに撒いておいて欲しかったな~~~!1期も終盤にぎゅぎゅっと詰め込まれてはいましたけど、熱史と錦ちゃんの関係については4話ですでに回想が入ってたんですよねー。

ユモトの闇落ちは熱い展開だったし、「きれい事より感情が勝つ!」って啖呵を切っておきながらそれを上回る主人公の感情にねじ伏せられるのもお約束的展開としてすごい熱かった。でもあそこまであんちゃんをメインに置いたなら、いっそユモトを止めるのはあんちゃんで良かったんじゃないかなあ。
それか、もっと時間を使って浄化してほしかった……。1期でユモトがあんちゃんに「お風呂のあったかさ」を訴えたみたいに、防衛部のみんなでユモトにラブシャワーするとか……。
あの展開の速さだと、防衛部とユモトの絆が、逆に取って付けたような印象を受けてしまったのがちょっと悲しいです。とくに煙ちゃんはずっと見せ場をもらっていた気がするんだけど、他はかなり蚊帳の外だった感じがしちゃうな~~~;;

アイドルの裏事情を暴露してくのは防衛部らしいギャグだなって感じで面白かったんですけど、元々マキシマムゴウラーに会うためにアイドルを目指したのであれば、防衛部に喧嘩なんか売らずにさっさと強羅さんに会いに行けばよかったんじゃないの?とも思ってしまったり。というか、怪人を倒すゴウラーに憧れたのに、どうして怪人を生み出す側に立ってしまったんだろう……。

アイドルのVEPPerに対して「楽しくなければ意味がない、つらいよりも楽しいが上回らなきゃ長続きしない」というユモトの説得とか、愛と一口に言ってもキレイなものばかりではないとか、テーマとして結構面白かった。アイドルと愛をテーマにする以上は、触れておきたいテーマには触れてるのかなと。
ただ1期のまとまり感とくらべてしまうと……終盤の詰め込みが大盛りすぎた気がする。
やっぱ続編って前と比べられてしまう分、難しいんだろうなあ。もし3期が出来たらそういう弄りをしてきそう^▽^

最後はみんなで黒玉湯!という防衛部のノルマともいえるオチをしっかり用意してくれたのは本当に良かったなと思うけれど、VEPPerの変わり身のはやさにはちょっと戸惑いますね!笑
多分、「これが強羅さんがいつも大事にしてる黒玉湯なんだな~!」ってドキドキしてるとか、そんな感じなんだろうなとは思うんですけど。

他にも全体的に防衛部のキャラ微妙に変わってない?とか、やっぱ一期のあっさりした作画の方が好きだったな~とか(これはもう制作会社の都合だしどうしようもないんですけど)、生徒会と防衛部のまったり日常も見たかったなあとかいろいろあるんですけど、今回は円盤特典にドラマCDつくみたいですし、円盤を真面目に買っていけばきっと3期もしくは劇場版なんかのお知らせがふっと舞い込んできてくれるのではないかなと信じているので、そっちでの補完を期待したいです。
あとは1期みたいにファンブックでちょっと設定秘話をこぼしていただけたら良いなあ、なんて。

とにもかくにも、防衛部2期までお疲れ様でした。
いろいろ書き連ねましたがこの3ヶ月を全力で楽しんできたのは間違いないです。
そして今月からは円盤マラソン。俺達の戦いはこれからだ!